【CentOS】「ntpdが停止していますがPIDファイルが残っています」

あるシステムから自動送信されているメールが届かないケースが増え、原因を探っていました。
色々調べた結果、メールの送信日時がおかしいことがわかり、
サーバーを調べると、サーバー自体の時間がたしかにずれていました。

ntpサーバーが起動していないのか?確認してみました。

ん?
停止しているなら起動しよう

メッセージの通り、PIDファイルが残っているので
起動できないようです。
PIDファイルを削除しましょう。

よし、これで起動できますね。

はい、ロックファイルを削除しましょう。

起動できました。

【Linux】viで複数行をコピーする

viで1行コピーするのは

でコピーして

で貼り付けるだけなので簡単です。

複数行のコピーも、数行程度なら行数が分かるので

(カーソル位置から下に5行分をコピー)
という感じで簡単です。

では行数が簡単に数えられないくらいの行をコピーするには?

そんなときはブックマーク機能(mコマンド)を使ってコピーしましょう。

まずコピーしたい最初の行にカーソルを持っていき、任意のアルファベットでマークします。

(aというマーク)

次にコピーしたい最後の行にカーソルを持っていき、別のアルファベットでマークします。

(bというマーク)

あとは、コマンドモードで以下のコマンドを打ちます。

最初と最後のマークをカンマ区切りで呼び出してy(ヤンク)
なので、viのコマンドとしては分かりやすい方かと思います。

貼付けは1行のときと同じように、貼り付けたい場所で

を押すだけです。

【Linux】MySQLをバージョンアップしたらPostfixが消えた

先日MySQLをバージョンアップしたのですが、
何も考えず古いバージョンを

で削除しました。

その際にPostfixも一緒に削除されていたことに気づかず、
数日後にシステムのお問い合わせフォームが機能しないことから
調査した結果、

!?

PostfixはMySQLと関連があったのですね。
知りませんでした。

ありがたいことに設定ファイルはRPMが自動的にバックアップをとってくれていましたので
すぐに

でPostfixをインストールし、設定ファイルをリストアして事なきを得ました。

【Linux】全ユーザーのcron設定を一括でバックアップ

自身のcron設定をファイルに落とすには

こんな感じで簡単にできますが、
rootユーザー、adminユーザー、backupユーザーという風に
サーバー内で複数のユーザーがそれぞれcronでバッチ処理を実行しているとき、
それぞれのユーザーでバックアップをとるのは面倒なので、
rootで一気に全ユーザーのcronをバックアップしてしまいましょう。

cronの設定は、

というディレクトリに全ユーザーの設定が入っています。
rootユーザーで

などとするだけで全ユーザーのバックアップも簡単にできますね。

【Linux】”crontab -r”でいきなり削除されないようにする

cronの設定を編集するのは

ですが、
同じコマンドで

とやると、確認もなくいきなりcronの設定が削除されます。
eとrのキーは隣同士ですので、バックアップを取っていない状態で
うっかり削除してしまったら大変ですよね。

そこで、-rオプションが指定された場合に
毎回確認メッセージがでるようにします。
確認メッセージを出すには -i オプションをつける必要があるのですが、
-i オプションが強制的につくように.bashrcに設定しましょう。

~/.bashrc

これで、

と打った時に

というメッセージが表示され、
yと打たなければ実行されなくなります。
crontab -e には影響ありません。

もちろん、yを押すと削除されますので
万全を期するためにcronの内容は
定期的にバックアップをとるようにしましょう。