【Linux】Let’s Encryptで取得した証明書を削除して更新対象からはずす

SSL証明書を無料で取得できるLet’s Encryptで、
サーバー移行やサイト閉鎖などによって証明書が不要になった場合は
revokeオプションで対象のドメインの証明書を削除する必要があります。
証明書の更新はcronで自動更新していると思いますので
ある日ログを確認したらエラーが出続けていたということがないよう、忘れずに証明書を削除しましょう。

certbot-autoのrevokeオプションを実行するだけです。

certbotの古いバージョンではfullchainなどのファイルに対してもrevokeが必要でしたが
最新のcertbotではcert1.pemを削除するだけでOKです。この状態で

を実行すれば
revokeしたドメインは更新対象から外れています。

あとは、Apacheなどのバーチャルホストの設定の変更も忘れないようにしましょう。
そのままだと削除した証明書をロードしようとしてエラーとなり
ウェブサーバーが起動できないという事態になってしまいます。

【CentOS】「ntpdが停止していますがPIDファイルが残っています」

あるシステムから自動送信されているメールが届かないケースが増え、原因を探っていました。
色々調べた結果、メールの送信日時がおかしいことがわかり、
サーバーを調べると、サーバー自体の時間がたしかにずれていました。

ntpサーバーが起動していないのか?確認してみました。

ん?
停止しているなら起動しよう

メッセージの通り、PIDファイルが残っているので
起動できないようです。
PIDファイルを削除しましょう。

よし、これで起動できますね。

はい、ロックファイルを削除しましょう。

起動できました。

【Linux】viで複数行をコピーする

viで1行コピーするのは

でコピーして

で貼り付けるだけなので簡単です。

複数行のコピーも、数行程度なら行数が分かるので

(カーソル位置から下に5行分をコピー)
という感じで簡単です。

では行数が簡単に数えられないくらいの行をコピーするには?

そんなときはブックマーク機能(mコマンド)を使ってコピーしましょう。

まずコピーしたい最初の行にカーソルを持っていき、任意のアルファベットでマークします。

(aというマーク)

次にコピーしたい最後の行にカーソルを持っていき、別のアルファベットでマークします。

(bというマーク)

あとは、コマンドモードで以下のコマンドを打ちます。

最初と最後のマークをカンマ区切りで呼び出してy(ヤンク)
なので、viのコマンドとしては分かりやすい方かと思います。

貼付けは1行のときと同じように、貼り付けたい場所で

を押すだけです。

【Linux】MySQLをバージョンアップしたらPostfixが消えた

先日MySQLをバージョンアップしたのですが、
何も考えず古いバージョンを

で削除しました。

その際にPostfixも一緒に削除されていたことに気づかず、
数日後にシステムのお問い合わせフォームが機能しないことから
調査した結果、

!?

PostfixはMySQLと関連があったのですね。
知りませんでした。

ありがたいことに設定ファイルはRPMが自動的にバックアップをとってくれていましたので
すぐに

でPostfixをインストールし、設定ファイルをリストアして事なきを得ました。

【Linux】全ユーザーのcron設定を一括でバックアップ

自身のcron設定をファイルに落とすには

こんな感じで簡単にできますが、
rootユーザー、adminユーザー、backupユーザーという風に
サーバー内で複数のユーザーがそれぞれcronでバッチ処理を実行しているとき、
それぞれのユーザーでバックアップをとるのは面倒なので、
rootで一気に全ユーザーのcronをバックアップしてしまいましょう。

cronの設定は、

というディレクトリに全ユーザーの設定が入っています。
rootユーザーで

などとするだけで全ユーザーのバックアップも簡単にできますね。