【カスペルスキー】「前回の本製品の起動が失敗しました」と表示されたら

PCの起動とは無関係に、作業中頻繁にカスペルスキーから

「前回の本製品の起動が失敗しました」

という警告が出るようになりました。

在宅で企業の情シスをやっているため、ドメイン接続やVPN接続を頻繁に切り替えたりしていますので
そのあたりに原因があるのかなあと思いましたが、とにかく「起動が失敗しました」としか表示されないため、詳細は不明でした。

しかも、改善に役立てるためエラー時のPCの情報をカスペルスキーへ送信する機能があるのですが、
一体どんな巨大なデータを送ってるんだというくらい時間がかかります。

操作不能になるわけではないので特に実害はないのですが、
煩わしいので解決させることにしました。

公式サイトの「よくあるお問い合わせ」をみると、今回のエラーが載っていました。

最初の手順(セルフディフェンスを解除して、ファイルを削除する)をそのとおりにやってみましたが、まったく解決しませんでした。

なので、最後の方にちょろっと書かれている

Windows向け製品の完全アンインストールツール

でカスペルスキー本体とセキュアコネクションをアンインストールし、

カスペルスキー インターネット セキュリティのインストール方法

に沿って、再インストールを行いました。

これで解決か、と思いきや1時間後、普通に

「前回の本製品の起動が失敗しました」

出ました。。。

そこで、あらためてネットで調べたところ、
なんと設定ひとつ変えるだけで出なくなるとのこと。
公式サイト上にはそんな情報はありませんでした。

再インストールまでしたのに。。。

その設定ですが、

設定(歯車マーク)

プロテクション

ファイアウォール

「システムがシャットダウンするまでファイアウォールを無効にしない」
のチェックを外す

これだけです。

【カスペルスキー】サイトのSSL証明書が勝手に変更されるのを停止する

カスペルスキーをインストールすると
デフォルトでウェブのSSL通信をスキャンする設定になっています。

ウェブを閲覧するだけのPCならこれで問題ありません。
しかし、この状態だと
サーバーにインストールしたSSL証明書が反映されているか確認したくても、
ブラウザでSSL証明書を表示した際には
すべてカスペルスキーの証明書になってしまうため
サーバー管理者やウェブの開発者にとっては困ります。

この問題は
「SSL通信のスキャンをしない」設定にすることで解決します。

カスペルスキーの
「設定」→「詳細」→「ネットワーク」を開き、
「暗号化された接続をスキャンしない」にチェックしましょう。

すぐに反映されない場合は
ブラウザの再起動やキャッシュ削除を試してみてください。