VSCodeでVim(viのキーマップ)を使う

Linuxサーバー管理歴が長かったりすると
いわゆるviエディタのキーマップを指が覚えてしまいますよね。

vi(Vim)はコードを書いたりするときに非常に便利で
効率が何倍もアップすると思います。

よくビジネス書で時短について書かれてたりしますが、
ビジネス書を読むような層にあえてviを勧めるのも面白いと思いませんか。

本題ですが、
Vimは専用のエディターでもありますが、
使い慣れたエディターで「viのキーマップ」を使えれば
とても便利ですよね。
現在広く使われているVSCode(Visual Studio Code)には
Vimプラグインというものがあり、
これをインストールするだけで
VSCodeでviのキーマップを使えるようになります。

導入方法は拡張機能を「Vim」で検索するだけなので説明不要ですが、
注意点としてはVimの設定は
setting.json
に記載することくらいでしょうか。

Vimのキーボードマクロ機能

テキストエディタ―には便利なキーボードマクロ機能(キーボード押下を記憶させて繰り返し呼び出す)がありますがVimにも備わっています。
コマンドを覚えればかなり簡単に使えるので便利です。

Vimの場合、マークと同様に任意のアルファベットに記録できます。

たとえば「a」にマクロを記録しないなら、

で記録開始

(適当にキー操作)

で記録終了

で実行

などで繰り返し実行もできます。

【Linux】viでペーストしたソースコードのインデントやコメントが崩れる

viには標準で自動インデントや自動コメント行の機能がありますが、
その弊害として、インデントやコメントを含むコードを
クリップボードからペーストしたときにもその機能が実行されて
コードが崩れてしまうことがあります。

私の場合はJavaScriptのコードで

によるコメントが含まれていると次の行もコメントになり、
ペーストしたコードが盛大に崩れてしまうことがよくありました。

しかし、さすがはvi。
.vimrcに以下のプログラムを書けばこの問題を回避できます。