Visual Studio Code ver1.101で日本語の挙動がおかしくなった?→解決

Visual Studio Code(以下VSCode)のVim拡張機能を入れているのですが、検索やコマンド入力時に日本語を入力するとテキストがそのまま本文内に入力されるようになってしまいました。

最初、Vimの拡張機能のアップデートのせいかと思い、拡張機能のバージョンを何カ月か前のものに下げてみました。
しかし改善されないので、どうやらVSCode本体のアップデートによるもののようです。
(2025年6月時点のバージョン:version 1.101)

VSCodeのVimキーバインドに完全に体がなじんでいるので、私にとってはこの問題はかなり深刻です。

しばらくVSCode本体を数カ月前のバージョンに戻してしのいでいたのですが、解決方法が見つかりました。

Issueより
https://github.com/VSCodeVim/Vim/issues/9672

このIssueのとおりにsetting.jsonに下記を追加すれば解決しました。

助かりました。このIssueの投稿者、回答者の方々に感謝!

VSCodeでVim(viのキーマップ)を使う

Linuxサーバー管理歴が長かったりすると
いわゆるviエディタのキーマップを指が覚えてしまいますよね。

vi(Vim)はコードを書いたりするときに非常に便利で
効率が何倍もアップすると思います。

よくビジネス書で時短について書かれてたりしますが、
ビジネス書を読むような層にあえてviを勧めるのも面白いと思いませんか。

本題ですが、
Vimは専用のエディターでもありますが、
使い慣れたエディターで「viのキーマップ」を使えれば
とても便利ですよね。
現在広く使われているVSCode(Visual Studio Code)には
Vimプラグインというものがあり、
これをインストールするだけで
VSCodeでviのキーマップを使えるようになります。

導入方法は拡張機能を「Vim」で検索するだけなので説明不要ですが、
注意点としてはVimの設定は
setting.json
に記載することくらいでしょうか。

Vimのキーボードマクロ機能

テキストエディタ―には便利なキーボードマクロ機能(キーボード押下を記憶させて繰り返し呼び出す)がありますがVimにも備わっています。
コマンドを覚えればかなり簡単に使えるので便利です。

Vimの場合、マークと同様に任意のアルファベットに記録できます。

たとえば「a」にマクロを記録しないなら、

で記録開始

(適当にキー操作)

で記録終了

で実行

などで繰り返し実行もできます。

【Linux】viでペーストしたソースコードのインデントやコメントが崩れる

viには標準で自動インデントや自動コメント行の機能がありますが、
その弊害として、インデントやコメントを含むコードを
クリップボードからペーストしたときにもその機能が実行されて
コードが崩れてしまうことがあります。

私の場合はJavaScriptのコードで

によるコメントが含まれていると次の行もコメントになり、
ペーストしたコードが盛大に崩れてしまうことがよくありました。

しかし、さすがはvi。
.vimrcに以下のプログラムを書けばこの問題を回避できます。