古いAndroidを卓上カレンダーにする

Android5.1の古いスマホが余っていたので
卓上カレンダー代わりにできないかと考え、やってみました。

個人的に卓上カレンダーとして使うためのポイントは以下の4つでした。

・横向きの見やすいカレンダーが表示できるアプリ
・Googleカレンダーと連携
・スリープさせない
・古いOSなのでカレンダー以外には通信させない

まず考えたのはGoogleカレンダーをそのまま利用することですが、
Googleカレンダーのアプリはカレンダーとしては見やすいものではなく
月表示を横向きにもできませんでしたので
こちらのアプリを利用することにしました。

Jorte
https://www.jorte.com/?lang=ja

Jorteはカレンダーがとても見やすくて
まさに卓上カレンダーのような見た目にできます。
それにGoogleカレンダーの予定の連携も簡単でした。

ただ、Googleカレンダーの予定を連携するためには
スマホにGoogleアカウントを登録する必要があります。
そうすると標準でメールの受信まで自動的に行われてしまいます。

古いOSということもありますので
カレンダー以外は通信しないようにしたいですよね。
Googleアカウント設定でカレンダー以外の同期をしないように設定しましょう。

「設定」→「アカウント」→「Google」を開いて
Googleカレンダー以外の同期をオフにします。

あとはスリープさせないことですが、
新しいAndroidにはスリープさせない設定があるみたいですが、
古いAndroidの場合、「開発者モード」にする必要があります。

これは「設定」→「デバイス情報(端末情報)」を開いて
「ビルド番号」を7回タップすると開発者モードになります。

そうすると「設定」→「開発者モード」が追加され、
「スリープモードにしない」という設定があるのでチェックします。

完成した卓上カレンダー専用スマホです。

スマホなので小さいですね。
でも土日祝日が見やすいし、Googleカレンダーの自分と家族の予定をすべて表示できるので
理想的なデジタル卓上カレンダーになりました。

Google Workspaceのプライマリドメインを変更する

Google Workspaceでは複数のドメインを管理できますが、
企業の都合などでプライマリドメイン(アカウントのIDとなるメインのドメイン)の変更が必要になることがあります。

プライマリドメイン以外のドメインが
「セカンダリドメイン」として登録されていた場合は簡単なのですが、
プライマリドメイン以外のドメインが
「ドメインエイリアス」として登録されていた場合、
「ドメインエイリアス」を「プライマリドメイン」に変更することはできません。

この場合、以下の手順が必要でした。

対象のドメインエイリアスをいったん削除する

そのドメインを「セカンダリドメイン」として再度登録する

このときドメインの所有権を再度チェックされるので
DNSレコードに指定されたテキストを追加する

追加されたセカンダリドメインをプライマリドメインに変更する

登録されているユーザーのドメインを一括変更する
(CSVで出力し、CSVに必要事項を追加してインポートする)

登録されているグループのドメインを一つ一つ変更していく
(そう、グループは一括で変更できないのである!(2023年1月時点))

実際に200近く登録されていたグループの設定を
一つ一つ変更していきました。

さて、ここで実際に作業する人にとって気になるのは、
各工程での「反映されるまでの時間」ではないでしょうか。

ドメインに関する変更なので、反映されるまで「最大○○時間」など
けっこうな待ち時間が発生するのではないか、
と私も考え、金曜の夜から月曜の朝までを「メンテナンス期間」と各所に通知して作業を行いました。

しかし、実際は
金曜の20時から上記の作業を開始し
すべて完了したのが金曜の22時でした。
(ほとんどはグループの設定を変更する作業でした)

ただ、やはり即時に反映されるわけではないので
ある程度余裕をもたせる必要はあります。