【お名前.com】同じドメインでメールアカウントとメーリングリストは同時利用できない

自分が新規でシステム構築する場合、
もっぱらVPSサーバーかクラウドサーバーのみになりました。

しかし既存システムの保守や改修などの仕事も多いです。
なかでもお名前.comのドメイン、ウェブサーバー、メールサーバーの保守はよくやっています。

サーバーNaviでいろんな設定を行うのですが、
先日、メーリングリストを追加してほしいという要望があり、
コントロールパネルに「メーリングリスト」という項目があったので
簡単じゃんと思って深く考えずにメーリングリストを追加しました。

しかし、設定してすぐ、クライアントから

「メールが受信できなくなった!」

という連絡が!
メーリングリストとは無関係な、
通常のメールアカウントのメール受信ができなくなったのです。

一瞬「え、なんで!?」とあせりましたが、
サーバーのDNS設定を確認したら、
設定した覚えのないMXレコードが追加されていました。

つまり、メーリングリストを設定すると
参照するメールサーバーが変わってしまうんですね。

あらためてサーバーのマニュアルを見てみると、たしかに

と書いてありました。確認不足です。

マニュアルにはさらに

「メーリングリストにはメーリングリスト用のサブドメインを用いることをお勧めいたします。」

とありますので、
そのとおり、サブドメインにメーリングリストを追加しました。

【Windows】Windows Updateのダウンロードが進まなくなったら

私は現在、在宅勤務可の会社のひとり情シスをやっています。
在宅と言っても1~2週に1回くらいのペースで出社しますが。

そんな私にとって、もはや嫌がらせとしか思えないWindows10の大型Windows Updateですが
2018年4月の終わりごろからバージョン1803への更新が始まっています。

・いつ更新がはじまるかわからない
・ダウンロードが途中で止まり、以後一切進まなくなる
・再起動後「更新しています」のまま何時間待っても起動しない
・メニューの配置が変わってリモートでのサポートに支障が出る
・そして何より、更新に時間がかかる

さて、本題ですが、
ダウンロードが進まなくなったら、とりあえず下記を試しましょう。

コントロールパネル

更新とセキュリティ

トラブルシューティング

「起動して稼働中」のWindows Update

トラブルシューティングツールの実行

PC直ではなくNAS経由でクラウドストレージを利用するメリット

DropboxやOneDriveなどのクラウドストレージは
簡単にPCのデータと自動的に同期させることができますが、
NASのクラウドストレージ接続機能を使用すれば
NASを経由してクラウドストレージとデータを同期することができます。

そして、NASを経由させることで
PC直にはないメリットがいくつかあります。

1.PCのリソース消費がない

PC直だと専用のソフトが常駐することで
ファイルの追加や変更を察知して同期しますので
常にPCとサーバーを監視しています。
そこまで重くはないのですが
いくらかのリソースを常に消費している状態です。
1つだけなら重くなくても
複数のストレージサービスや複数のアカウントのデータをまとめて同期させたい場合は
たくさんの常駐ソフトが常に起動していることになり
PCへの負荷もバカにならなくなります。

NAS経由だと同期するのはNASなので
PCのリソース消費はまったくありません。
あるのはNASとのネットワーク接続だけです。

2.セキュリティが高まる

PC直の場合
クラウドストレージのIDとパスワードでデータを同期しますが
NAS経由だと
NASのIDとパスワードでNASに接続します。
PC上でクラウドストレージを意識することはありません。
世界中のどこからでもアクセスできるクラウドと
ローカルネットワーク上でしかアクセスできないNASとでは
IDとパスワードが盗まれたときの危険度が違います。

VPNで外部からNASにアクセスできるようにしていたとしても
まずVPNのIDとパスワードが必要ですし設定でアクセス制限をかけられます。

3.PCのセットアップが楽

PCを買い替えたり、OSを再インストールした際、
PC直だと
一度すべてのデータをクラウドからダウンロードしなければなりません。
(ブラウザからアクセスするだけなら不要ですが)
データが数百ギガバイトとかになるととても時間がかかります。
NAS経由なら
当然ですがPCにデータをダウンロードする必要がなく、NASに接続するだけ。
PCのセットアップがとても楽です。

4.スマホアプリもローカルネットワーク接続だから早い

ほとんどのクラウドストレージで
スマホ用のアプリが用意されていますが
クラウドなのでサイズの大きなファイルへのアクセスには
時間がかかったりします。
NASにもスマホからアクセスできるアプリが用意されているNASがあります。
たとえば自宅のNASの場合、
自宅でWi-Fiに接続していれば
スマホからNASへはローカルネットワークで接続できます。
外部のインターネットを介さないので早さが全然違います。
また、たいていのスマホにはVPN接続の機能がついていますから
外出先でもアクセスできます。

VPNで外部からローカルファイルのようにアクセスするには?

NASは基本的にローカルネットワーク上にありますが
VPNサーバーを構築すれば外部からNASにアクセスできます。
高機能なNASにはNAS自体にVPNサーバー機能がついているものもあります。
VPNで接続するメリットは
ローカルネットワーク上にあるかのように接続できることです。
たとえば、NASのローカルIPアドレス

でネットワークドライブを割り当てておき、
外出先でVPN接続すれば
ローカルネットワーク上と同じようにネットワークドライブが使えます。

NAS経由のデメリットは?

デメリットとしては
・高機能なNASが必要
・外出先からアクセスするにはルーターの設定が必要

ある程度のネットワークの知識が必要になりますが
調べれば情報は必ずあります。

NASがクラウドサービスに対応しているかは
メーカーのサイトで確認しましょう。
私が使っているのはこのNASです。

Synology DiskStation DS216j

ほとんどのクラウドストレージに対応しており、
VPNサーバー機能もついています。

【カスペルスキー】サイトのSSL証明書が勝手に変更されるのを停止する

カスペルスキーをインストールすると
デフォルトでウェブのSSL通信をスキャンする設定になっています。

ウェブを閲覧するだけのPCならこれで問題ありません。
しかし、この状態だと
サーバーにインストールしたSSL証明書が反映されているか確認したくても、
ブラウザでSSL証明書を表示した際には
すべてカスペルスキーの証明書になってしまうため
サーバー管理者やウェブの開発者にとっては困ります。

この問題は
「SSL通信のスキャンをしない」設定にすることで解決します。

カスペルスキーの
「設定」→「詳細」→「ネットワーク」を開き、
「暗号化された接続をスキャンしない」にチェックしましょう。

すぐに反映されない場合は
ブラウザの再起動やキャッシュ削除を試してみてください。

【PHP】PHP7.1で暗号化・復号化

5年前に書いた記事

【PHP】シンプルに暗号化・復号化する

の内容がPHP7.1では非推奨になってしまったようなので
OpenSSLを使う新しい方法で暗号化・復号化をしてみました。

特にインストールが必要なものはありません。