Visual Studio Codeで日本語の挙動がおかしくなった?(2025年6月時点)

Visual Studio Code(以下VSCode)のVim拡張機能を入れているのですが、検索やコマンド入力時に日本語を入力するとテキストがそのまま本文内に入力されるようになってしまいました。

最初、Vimの拡張機能のアップデートのせいかと思い、拡張機能のバージョンを何カ月か前のものに下げてみました。
しかし改善されないので、どうやらVSCode本体のアップデートによるもののようです。
(2025年6月時点のバージョン:version 1.101)

VSCodeのVimキーバインドに完全に体がなじんでいるので、私にとってはこの問題はかなり深刻です。

VSCode本体を以前のバージョンに戻すには、公式サイトから以前のバージョンをダウンロードしてインストールするだけです。

公式サイトはこちら
https://code.visualstudio.com/
上のメニュー「Updates」のページから、過去のバージョンをダウンロードできます。

注意点として、VSCodeはデフォルトで自動更新されるので
過去のバージョンをインストールしても起動した瞬間に最新バージョンに更新されてしまいます。

先にVSCodeの設定「Update: Mode」を「none」か「manual」に変更してから過去のバージョンをインストールしましょう。

とりあえずバージョンを1.90.2まで戻して、問題が出ないことを確認しました。しばらくはアップデートせず様子を見たいと思います。

phpSpreadSheetで円グラフの色を指定する方法

phpSpreadSheetで円グラフ、ドーナツグラフの各値の色を指定する方法が分からず、
調べても情報がヒットせず、あきらめかけていたのですが、自分でいろいろ試していたらできました。

PhpOffice\PhpSpreadsheet\Chart\DataSeriesValues で描画データをセットする際に、
7番目の引数に配列で指定すればいいみたいです。

例)

系列ラベルやX軸ラベルの指定時ではなく描画データの指定時なので注意。

最初からグラフを挿入したExcelを読み込めばいいじゃないと考えたのですが
読込んだExcelを更新して保存→PDF変換をする際にどうしてもグラフが消えてしまう事象があり解決できませんでした。
なのでphpSpreadSheetで自分でグラフを描くことにしました。

方法はとにかく、クライアントの要望どおりにやりたいことができたのでよしとします。

ロリポップで無料SSLを使うためにドメイン移管

レンタルサーバーの「ロリポップ」で作成されたサイトに対して
「無料SSLを適用してほしい」という依頼を受けました。

うまくいけばロリポップのコントロールパネル上の設定で終わるか、
終わらなくてもドメイン管理側のDNSレコード設定で済むだろうと簡単に考えていました。

しかし、落とし穴がありました。

ドメインはSquareSpaceで管理されていたのですが、
ロリポップでは自社のネームサーバーを使用するか、
または同じ会社がやっているムームードメインでドメインを管理していないと
無料SSLは適用できないという仕様でした。

さらに、メールはGoogle Workspaceを使用していたため
DNS管理機能のないロリポップのネームサーバーに設定してしまうと
Googleのメールは利用できません。

WEBはロリポップ、メールはGoogleを維持したまま解決する方法としては、
ドメインをSquareSpaceからムームードメインに移管するしかありませんでした。

ドメイン移管はどうしてもサイトとメールが止まってしまう期間が発生します。
クライアントと密に連絡を取り合い、
ドメイン移管が完了したと同時に、ムームーDNSをセットアップし、DNSレコードをすばやく追加し、
クライアントの業務ストップを最低限にして対応は完了しました。

余談ですが上記作業の過程で、ムームードメインにて
ネームサーバーを変更しようとすると
「ネームサーバ設定中にエラーが発生しました。」
というエラーで変更できないという事象が発生しましたが、
これはドメイン移管したばかりでWhois情報の認証がまだ完了していないためでした。
認証完了が待てなかったためWhois情報はムームードメインによる代理公開設定を行い、
すぐにネームサーバーを変更できました。

【MySQL】レンタルサーバーのMySQLがロックされたときの対処方法

レンタルサーバーのMySQLのロックを解除してほしいという依頼を受け対応したので備忘録として残します。

Xサーバーのレンタルサーバー上のMySQLで
複数のテーブルを紐づけたUPDATE文を実行したところ、
結果が返ってこず、対象のテーブルのデータを更新しようとすると

というエラーで更新できなくなったとのこと。
また、レンタルサーバーのMySQLを再起動する方法は用意されていないとのことで、ロックを解除する必要があります。

以下の手順でロックを解除しました。

1.サーバーにSSHで接続する

専用サーバーやVPSでなくてもSSH接続できるレンタルサーバーが増えています。
今回のサーバーは「Xサーバー」のレンタルサーバーですが、SSH接続が用意されていました。

2.コマンドでMySQLにログインする

でパスワードを入力してログインします。
対象のデータベースだけの権限を持っているユーザーでOKです。

3.データベースを選択する

4.プロセス一覧を表示する

実行中のプロセスが一覧で表示されますので、
ロックの原因となっているSQLの「Id」欄をメモします。

5.プロセスをkillする

以上です。

その後、適切にインデックスを追加したことで
ロックすることもなくなりました。

【AlmaLinux9】opendkimのインストールで「nothing provides libmilter.so、nothing provides libmemcached.so」が出たら

以下のようなエラーが出たら

CRBリポジトリを有効化します。

再度dnf installでインストールできました。